こんにちは。
埼玉在住、3児の父のPolcです。
インドアだった私と妻のコロちゃんですが、今ではDIY×キャンプに夢中です。
DIY歴4年、キャンプ歴1年とまだまだ未熟ですが
その間に得た知識や経験を書いていくつもりです。
今回はBOSCHのインパクトドライバーPDR18-LINとGDR18V-ECNの比較をしていきます。
プロ向け・DIY向け両方を使った事があるので、どちらを選ぶか迷っている方の参考になればと思います。
ドイツ発祥の世界的なメーカーで、世界での電動工具シェアは2位と言われています。
元々は自動車関連事業がメインで、今でも外国製の車にはBOSCHの車用バッテリーがよく使われていたりします。
世界で初めてリチウムイオンバッテリーを搭載したインパクトドライバーを発売したことでも有名です。
特筆すべきは、無理をせず自然に手になじむ工具を考えて作りこまれた独特なフォルムです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、BOSCHの品質は世界で信頼されています。
今回は以下の項目をメインに解説と比較をしていきます。

いきなりトルクって言われてもわかんねーよ
トルクはパワーを表しています。
数値が高くなればなるほど、ビスを早く打てたり、硬いものに対しても強く打ち込むことが出来ます。

そうなんだ~
N・mは何?
ニュートンと言って国際共通の力の単位のようです。
トルクの数値はニュートンで表します。

ニュートンってあのリンゴのニュートン?
ニュートンってすごいな~
それぞれの特徴
PDR18-LINです。

BOSCHのDIYモデルのコンセプトカラーは緑です。
深みのある緑で、質感も安っぽくない仕上がりでした。
頭部がかなり上向きで他のメーカーではあまり見られない独特なフォルムになっています。

ハイコーキのDIYモデルはこんな感じです。

一方プロモデルはこちらです。
GDR18-ECN

プロモデルのコンセプトカラーは紺色に近いブルーです。
プロモデルだけあって洗練されている印象です。
DIYモデルには無かったフックや金具が付いています。
共通して言えるのは、デザイン性に優れている事です。
他社の電動工具は結構ゴツいというか、男性向けデザインのように感じます。
対してBOSCHは中性的で女性にも好まれそうな柔らかい雰囲気です。
カタログ値の比較
性能は以下の通りです。
PDR18LIN | GDR18V‐ECN | |
最大トルク | 130N・m | 170N・m |
重量 | 1.3㎏ | 1.4㎏ |
全長 | 155㎜ | 139㎜ |
付属バッテリー | 2.5Ah×2 | 4.0Ah、2.0Ah |
価格 | 15,141円 | 25,799円 |
トルク
プロモデルが大きく上回っています。
ですが実際に使ってみた感想としては、DIYモデルのトルクも必要最低限などではなく、DIYには十分なトルクだと感じました。
ビス打ちに関しては何も問題なかったです。

じゃあDIYモデルが良いの?
プロモデルのすごいところは、3段階のパワー調整機能が付いている事です。
パワーの求められる場面ではその力を最大限に発揮しますが、繊細な作業や必要以上の力がいらない場面に合わせてコントロールすることが出来ます。

DIYでそんな場面あるの?

穴あけドリルや細長い特殊なビスは「○○回転以下で使ってください」など、DIYでも繊細な作業は意外と多いです。
重量
0.1㎏の差であまり変わらない印象を受けますが、この数値にはカラクリがあります。
この数値はバッテリーを含めた重量です。
プロモデルの重量は、2.0Ah装着時の重量で出されています。
でも4.0Ahが付属していて長時間使えるとなれば、4.0Ahをメインに使うと思います。

たしかに!
2.0Ahは350gですが、4.0Ahは630gで約280gの差があります。
つまり4.0Ahで使うと、DIYモデルとは約0.4㎏の差が出ます。
DIYモデルは2.5Ahなので単純比較出来ませんが、実際に使用することを想定すると、DIYモデルの方が結構軽いと言えます。
全長
その差は16㎜です。
DIYモデルは他社のDIYモデルと比較してもかなりコンパクトですが、16㎜の差は数字以上に大きいと思います。

マキタのDIYモデルが143㎜で飛びぬけていますが、主要メーカーのDIYモデルの平均は大体165㎜前後なので、かなりコンパクトです。

コンパクトだと何かいいことあるのか?
狭い場所での作業や、入り組んだ場所、箱物の奥にビスを打ちたい場合が必ずあります。
そんな時にコンパクトだとストレスなく作業出来るので全長は重視した方がいいです。
どんなに優秀な機能を持っていても、インパクトが入らなかったら手で作業することになります。
特にセルフリノベなどの大規模なDIYになるほど、コンパクトさを求められる場面があるはずです。

各メーカーが新しくインパクトドライバーを出すときは「従来より○○㎜小型化!」といってコンパクトさを強調していたりします。
インパクトドライバーの市場ではそれだけ重視している人が多いという事です。

各メーカーがしのぎを削ってるのね~
付属バッテリー
どちらも2つ付属していて安心です。
片方を充電させながら作業をすることが出来ます。
DIYモデルでも大型のDIYが出来ました。
その時の記事はこちらです。
注意すべきは、DIYモデルとプロモデルのバッテリーは違うということです。
DIYモデルのバッテリーでプロモデルの電動工具を動かすことは出来ません。
価格
約10,000円の差です。

10,000円は大きいね!
私ならDIYモデル選んじゃうかな~
比較対象にはいれなかったものの、プロモデルの機能は豊富なので、10,000の差がどこにあるのか紹介していきます。
防塵・防滴機能
雨のしずくや粉じんから電動工具を守ってくれるものです。
大工さんが現場で使うことを想定しているので、ハードな環境にも耐えられるよう設計されています。
耐久性が増して長期間使うことが出来ます。
ブラシレスモーター
LEDライト
直接作業能力に影響する訳ではないのですが、あると便利です。

とても地味な機能ですが、1度使うとこの機能が無いのはもう選ばないかもしれません。