YOUTUBEで海外DIYerの動画をよく見ていると「なんだこれ?」ってなるツールを使っていること多くないですか?
しかも使い方とかを見てみると「めっちゃ便利ー‼」ってなるんですよね。
さながらテレビショッピングのように購入意欲を駆り立てられ、結局何種類も買いました(笑)
たくさんあるのでいくつかの記事に分けて紹介していきたいと思います。
今回はこちらのクランプ。

C型クランプ、もしくはロッキングプライヤーと言うそうです。
サイズ展開は6~18インチと豊富。
悩んだ結果、9インチと11インチを購入しました。
ジグ(治具)や木材の固定の際に使うものなのですが、結論から言うと、めっちゃ便利だけど初心者の内は無くても問題ないかなと思います。
ただしDIYに慣れてきた中級者以上にはとてもオススメ出来る商品です。
使った感想も含めて理由を書いていきます。
サイズ&値段

サイズ展開はあまり馴染みの無いインチ表記。
サイズの違いで大きく変わるのは3点です。
- 全長
- クランプできる幅(最大開口幅)
- 値段
今回購入したサイズで説明すると、
9インチは全長235㎜、最大開口幅55㎜、値段は921円。
11インチは全長280㎜、最大開口幅80㎜、値段は1317円。
1番大きい18インチの場合、
全長450㎜、最大開口幅170㎜、値段は1819円となります。(2020年12月19日現在)
使い方


使い方はいたってシンプル。
- クランプする木材の厚みに合わせて開口幅を調整する
- 持ち手を握る
開口幅を調整する時は、持ち手の手前にある丸いダイヤルを回します。

右回しで幅が小さく、左回しで幅が大きくなります。
使ってみた感想

使い方でも説明しましたが、固定作業がとても簡潔なのでその分手間が減ります。
例えば長い木材を切るとき。

この木材を何等分かする場合、その都度クランプを付けなおす必要があります。
今まではF型クランプを使用していましたが、付けたり外したりする度にクルクル回す作業が面倒くさいんですよね。
その点このクランプなら固定も取り外しもワンタッチなので作業がどんどん進みます。
YouTubeを見てると治具の固定に使っている人も多いです。


簡単な分、固定力が弱かったりしないの?
僕も最初心配でしたが、固定する力もしっかりしています。
力もあまり使わないので本当に良くできた製品だと思います。
僕は非常に便利に感じましたが、どんな物にも欠点はあります。
これも漏れなく気になる点があったので書いていきます。
気になるところ
開口幅の調整がめんどくさい
ダイヤルを回す作業がどうしても必要な点が気になります。
同じ厚みの木材を何枚も切っていくときは最初の調整だけで済むので問題ないのですが、問題は厚みが違う木材を複数切るとき。
例えば最初にワンバイ材を切ってそのあとツーバイ材を切ることもあると思います。
その場合、ワンバイ材の厚みに調整した後ツーバイ材の厚みに合わせて調整する必要があります。
使い方に多様性が無い
11インチの場合、最大開口幅80㎜。
つまり8㎝です。
木材に治具を固定したり、作業台に固定するくらいしか使い道がありません。
工具って結構かさばるので、1つで色んな事が出来るものを選びたい人にはあまりおススメ出来ません。
最初の内はいらない理由
ここまでの紹介で薄々感じている方もいるかと思うのですが…。
このクランプの作業はほとんどF型クランプで代用出来てしまいます。
しかもF型クランプの方がいろんな使い方が出来ます。
F型クランプは150㎜から1000㎜など品ぞろえが豊富で、その長さによって用途の幅も広がりがあります。
最初に買うクランプはF型クランプがオススメです。
どこで買える?
Amazonや楽天などでも購入出来ますが、私はAlliexpressという中国の通販サイトで買いました。
Amazonなどで買うとすぐに届きますが、値段が約1.5~2倍ほどします。
中国の通販だと2週間から1か月ほどかかりますが、その分安い。
日本ではまだ無名ですが、中国では大きな会社が提供しているサービスなので、不良品への対応もしっかりしており、安心して使うことが出来ます。
こちらから登録するとクーポンがもらえるみたいなので良かったらどうぞ。

おわりに
動画を見てるときは「これは便利!」と思いましたが、実際に使ってみると結構ピンポイントな使い方しかできないピーキーなツールでした。
調整のひと手間があるものの、ワンタッチで開閉できる点は非常に便利で今後も使うことは多いと感じています。
F型クランプが揃っていて、より作業効率を上げたい人なんかにはあると便利なのではないかと思います。
他にもたくさん買ってみたので今後紹介していこうと思います。